電子出版のご報告ー冒険小説「離され島冒険記」

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この度、Amazon Kindleにて電子出版を致しました。海外周遊関連本ではありませんが紹介させていただきます。Kindle Unlimitedご利用の方は本編が追加料金無しでお読みいただけます。単独でご購入の場合は500円(税込み)です。

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離され島冒険記 (冒険小説)

以下、冒険小説「離され島冒険記」のあらすじです。本編もぜひお楽しみください。ご挨拶含めて400字詰原稿用紙200枚程度の青少年向け中編小説です。

石が道具として使われていた遠い昔のお話。

 冬の始め、リョウ、ケン、ソウら三人の男の子、そして、ソウの姉であるテラは、屈強な村の男衆に同行して山裾の村を出発します。雪深い冬の生活を支えるべく、村の特産物である星屑石を塩や海産物と交換するための大事な旅です。長い旅の末、目的地である海沿いの村近くの台地に野営するも、男衆が出払っている間に地滑りが起こり、四人は台地ごと海に流されてしまいます。その台地は軽石でできていたため浮島となり、潮の流れに乗って海を漂流し始めます。子供四人に犬のコロ、ヤギ二頭での漂流生活の始まりです。山暮らしの子供達は海上での暮らしに戸惑いつつも、身の回りにある物を使い、工夫して、魚を獲れるようになります。

島での生活に慣れてきた頃、四人は嵐にあって遭難したラウトという少年と出会います。ラウトは舟を操ることのできる漁の得意な少年でした。ラウトと四人はお互いの得意な技を活かし、教え合い、共に生活するようになります。

ある日、島に三人の男達が漂着します。三人はなんと海賊でした。男達に捕まって手下にされそうになる四人。辛くも逃げることのできたラウトの助けを借りて、逆に海賊をやりこめます。ですがそこはやさしい彼ら。海賊達の舟を修理し、食料を分け与え、海に戻る手伝いをしてやります。彼らの出発の際、海賊の親分であるリキが実は同じ村出身だったと知り、驚く四人でした。

海賊達の舟の修理で自信をつけた四人は、ラウトのために舟を造ります。未練を残すラウトでしたが、四人の説得で故郷に向けて出発します。ラウトを見送った四人は、島の湧き水が枯れかけていることに気がつき、ついに自分達も島を出ることを決意します。懐かしい故郷を目指す彼らの行く先には、何が待ち受けているのでしょう。

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ご挨拶

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