生活費(カンボジア)

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Round trip10

カンボジア在住の日本の皆さんがどの程度の生活費で暮らしているのか調べてみました。リタイアメント後ということであれば、現地到着時と帰国時の移動を除いて基本的に交通費は絶対的に必要なお金ではないとugは考えています。これはバックパッカー時代に、数キロなら歩いて移動して何ら苦痛は感じなかったからです。日本で働いていた時と比べたら、時間はたっぷりありますからね。そのため日常的な交通費は項目には入れておりませんのでご理解をお願いします。

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カンボジア首都のプノンペンとシェムリアップ(アンコールワットトム等のアンコール遺跡群を訪ねる上で拠点となる街、国際空港もある)で暮らしている方々の生活費です。カンボジアの通貨はリエルです。1円は38リエル程度(2020年6月現在)ですが、カンボジアでの生活費をリエルで紹介している記事が日本語では見つからず、残念ながら米国ドルでのご紹介となります。日本円でいくらになるのかは6月27日午前6時時点でのドル―円レート、1ドル107.21円での計算とさせていただきます。

プノンペン(日本人標準)

  • 合計680ドル(72,903円)
  • 食費250ドル(26,803円)
  • 家賃250ドル(26,803円)
  • 電気代他70ドル(7,505円)
  • 交際費110ドル(11,793円)

プノンペン(倹約)

  • 合計380ドル(40,740円)
  • 食費150ドル(16,082円)
  • 家賃150ドル(16,082円)
  • 電気代他47ドル(5,039円)
  • 交際費33ドル(3,538円)

プノンペン(プチ王様暮らし)

  • 合計1,900ドル(203,699円)
  • 食費600ドル(64,326円)
  • 家賃750ドル(ジム・プール付き)(80,408円)
  • 電気代他215ドル(23,050円)
  • 交際費335ドル(35,915円)

シェムリアップ(倹約)

  • 合計350ドル(37,524円)
  • 食費150ドル(16,082円)
  • 家賃80ドル(8,577円)
  • 電気代他45ドル(4,824円)
  • 交際費他75ドル(8,041円)

とても面白いですよね。プノンペン(倹約)タイプやシェリムアップ(倹約)の総額は、プノンペンのプチ王様暮らしの食費を割ります。ここでまた生活する上での大いなるヒントが見つかりました。プノンペンの倹約タイプとシェリムアップ倹約タイプではっきり違うのはやはり家賃ですね。首都と地方の違いがはっきり出ています。生活に占める家賃をいかに抑えられるかが、生活費をかけずに生活を楽しむコツなのでしょう。

尚、カンボジア現地の方のひと月当たりのお給料は100ドル位の方も普通にいるとのことです。今回調査した内の倹約タイプの生活費ですら現地の方の3倍以上の費用を要しています。これ位の費用をみておけば、それほど我慢することなく日々の生活を送れることと思います。カンボジアの一人当たり名目GDPは、以前のブログにも書いた通り日本の4%です。やはりGDPが日本より安い国は移住先として考えるに価する国と言えそうです。

年間費用を見てみましょう。

プノンペン(標準)874,836円

プノンペン(倹約)488,880円

シェムリアップ(倹約)450,288円

上記に渡航費用やビザ更新費用などを加えると

プノンペン(標準)102万円

プノンペン(倹約)63万円

シェムリアップ(倹約)59万円

日本の国民年金(老齢基礎年金)満額781,692円と比べるとプノンペン(倹約)とシェリムアップ(倹約)であれば、毎年お金が残ることが予想されます。今回の費用は一人だけでの移住の場合ですから、もし夫婦でとなれば更に余裕ができるはずです。これは一度行ってみるべき国ですね。ugは子供達が巣立って余裕ができ次第、カンボジア現地調査に行くことをお約束します。

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次回は、フィリピンにおける日本人移住者の生活費を調べ、ご報告させていただきます。こうご期待。

生活費(フィリピン)1

生活費(カンボジア)

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