年金受給額

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Round trip6

日本で暮らすにせよ海外に行くにせよ、どこでどんな暮らしができるかは老後の年金受給額次第といえます。どのくらいの年金がもらえるのか、日本年金機構のホームページで調べてみました。働かなくても得られる収入について知っておくことは海外移住生活を考える上でとても重要です。冷和2年度の額です。

 

国民年金(老齢基礎年金)               満額65,141円/月

厚生年金※(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的年金額)220,724円/月

年額に直すと次の額になります。

国民年金(老齢基礎年金)               満額781,692円/年

厚生年金※(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的年金額)2,648,688円/年

国民年金は一人分の受給額です。厚生年金は夫婦の一人が会社勤め、もう一方は主婦か主夫で老齢基礎年金のみ受給という形での計算と思われます。つまり二人分で計算されています。共働きが約半数を占めるようになった2020年現在、この表記はどうなのかとも思いますが、参考にはなるので数値として使わせていただきます。

尚、日本では国民年金を満額払っていない方が結構いるらしく、平均受給月額は現在55,000円程度のようです。月55,000円で暮らすのは結構大変ですよね。電気・ガス・水道料金と食費でほとんどなくなるのではないでしょうか。もし賃貸暮らしで家賃が発生するとすれば、破綻するのは目に見えていますね。しかもですよ、平均受給額ということはあくまで年金を受給している人での計算と言うことになります。全く受給していない方は数に入っていないことを考えると日本における年配の皆さん、かなり生活が厳しい方もいらっしゃるのではないでしょうか。これから社会に出て年金を払い始める皆さんも受給額について知ったうえで、生活を考えていくのが良いと思います。せっかく縁あって当ブログを訪れてくれたのですから、この機会におおよその金額は覚えておきましょうね。

因みにug家は夫婦二人とも会社員でなかった期間が長く、その間は国民年金でした。拠って、老齢基礎年金満額×2=130,282円と厚生年金標準世帯である220,724円の間の金額が月々の受給額ということになります。年額に直すと、

1,563,384円<ug夫婦年金受給額<2,648,688円となります。実際の金額はご想像にお任せ致します。(^^;

今後は、ここまでご紹介した金額を元に海外周遊生活を考えて行きたいと思います。基本的には「国民年金満額受給一人世帯で海外周遊生活できるのか?」このスタンスでの調査となります。一人より二人の方が一人当たり経費は低く抑えられるので、国民年金一人分で海外周遊生活ができるのであれば、国民年金受給夫婦や厚生年金受給独り身・厚生年金受給夫婦も無理なく海外周遊生活ができることになりますからね。

ここで年金受給前の生活に立ち戻って考えてみます。参考までに近年総務省が発表した、夫婦二人の現役共働き世帯の平均年収を見てみましょう。2017年の金額で7,300,000円程度とのことです。この額と年金暮らしになってからの国民年金受給額1,563,384円や厚生年金標準世帯2,648,688円を見比べてみてください。国民年金夫婦満額ではなんと570万円収入が減ります。厚生年金夫婦の平均的世帯ですら、460万円減ります。子育てからの卒業や、住宅ローンの終了など、若い頃よりはお金がかからないとはいえ、生活の見直し、何らかの節約をしないと生活が成り立たないことは間違いないですね。年収一千万円世帯が老後破綻する記事を度々ネット上で見かけますが、さもありなん。現役時代高収入であればあるほど、年金受給者になってから使える経費に驚かれるのではないでしょうか。

老後生活の費用を現役時代に出来るだけ用意する。そして生活のダウンサイジング。これが、和み生活に入れるかどうかの胆であるようです。

とは言え、ugがこれから十年かけて行う調査の結果、国民年金受給月額(老齢基礎年金)で充分に生活できることが分かれば、皆さんが持つ老後に対しての漠然とした不安も解消でき、年金を払わない人も減るのではないかと考えます。そうすると、現在年金受給されている皆さん、将来の受給者である若い方々も安心という明るい未来が見えてくることになります。

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次回、台湾、タイ、カンボジア、フィリピン、そして当然日本の一人当たりGDPを比較します。一人当たりGDPの差がそのまま生活費の差というわけではありませんが、それでも現地の人がどのような所得額で生活しているのかを考えることで、将来設計の参考にはなると思います。

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