周遊生活費予測二人旅編(ベトナム・ホーチミン↔カンボジア・プノンペン)

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Round trip28

前回一人旅での費用を考えてみました。今回は二人旅で計算します。二人旅の良さは宿泊費が割安になること。ちょっとした用事の際に一人が荷物を管理することができる点にあります。もちろん、話し相手、相談相手がいることの良さは言うまでもありませんね。

はじめに条件を説明します。ベトナム・ホーチミン3か月→カンボジア・プノンペン(またはシェムリアップ)1か月→ベトナム・ホーチミン3か月です。この期間・順序の理由は、ベトナムは観光ビザで3か月滞在できること。カンボジアは1か月です。それから日本からベトナムへ行く方がカンボジアに行くより航空運賃が安いことです。これはビジネスでベトナムに行く人が多いからですので、ベトナムとの取引をしている企業と現地で働いている皆さんに感謝したいですね。

利用する生活費データは過去記事で取り上げたベトナムとカンボジア滞在日本人の生活費です。詳しく知りたい方は下記をご参照ください。

ベトナム

生活費(ベトナム)

カンボジア

生活費(カンボジア)

その他の条件は下記記事をご参照ください。

周遊生活費予測(ベトナム・ホーチミン↔カンボジア・プノンペン)前編

続き

周遊生活費予測(ベトナム・ホーチミン↔カンボジア・プノンペン)後編

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はじめにホーチミンでの1か月の生活費を計算します。ゲストハウスについては、兎屋さんという日本人経営のゲストハウスが掲示しているツインルーム1か月定額(平常時)料金約400+34(二人目追加料金)計434ドルで計算します。交通費については常に一緒に移動すれば1人と同程度での旅行も可能です。ここでは各自が別行動したいこともあるだろうと単純に倍の金額にしています。

ベトナムの通貨であるドンは日本円のおよそ1/200の価値です。表記ミスや計算間違いがあるといけないので、日本円表記とさせていただきます。尚、この記事における全ての日本円は2021年1月1日現在の1米ドル=103.20円での計算となります。

※2020年現在は、観光目的でのベトナム滞在は一時的に禁止されているのでご注意ください。

ホーチミン(二人)

  • 合計100,882円
  • 食費40,000円
  • 宿泊44,789円
  • 通信費4,128円
  • 交通費等11,965円

次にプノンペンです。通貨はリエルですが、発展途上国によくあるように不安定な通貨です。因って、現地で流通している米ドルでの表記とします。

前回の記事で2020年現在プノンペンには1泊6ドル(米ドル)でツインルームに泊まれるゲストハウスが結構あるとお知らせしました。booking.comで調べると500円代から複数のゲストハウスが表示されます。にもかかわらず、日本人バックパッカーのブログではツイン1泊15ドル前後で泊まっておられる方が多数おられます。更に1泊千円程度で泊まりたいという某質問箱への投稿に対して「プノンペンではゲストハウスが少なくなっていて、そんな金額で泊まれるところはないのでは?」との返事が寄せられたりしております。私としては宿検索サイトの情報を信用したいのですが、今回は一応ツインルーム1泊10米ドルで計算します。皆さんも旅行される前に色々な方法で何度もお調べになった方が良いでしょう。経験豊富なバックパッカーであっても所詮人間ですから、自分の経験本位で語ってしまうことはよくあります。とは言え、ゲストハウスのコミュニティルームで色々な方々のお話を聴くのも良い経験になりますから良しとします。

交通費はバスターミナルから宿への往復での計算です。二人で同じ交通機関を使えば半分で済みますが、一応一人旅の倍で計算しました。交渉上手ならもっと安くなると思います。ぼられてもこの位見ておけば確実です。

プノンペン(二人倹約)

  • 合計746ドル(76,987円)
  • 食費300ドル(30,960円)
  • 家賃300ドル(30,960円)
  • 通信費60ドル(6,192円)
  • 交際費66ドル(6,811円)
  • 交通費20ドル(2,064円)

カンボジアに行ったらやはりアンコール遺跡を訪れたくなります。それにアンコール遺跡見物に便利なシェムリアップはプノンペンより物価が安く、宿も豊富です。遺跡への入場料がかかるので総額は増えますが、お勧めの旅となります。プノンペンからシェムリアップまではバスで片道12~13ドルです。

アンコール遺跡群への入場料は

1日券37ドル(3,818円)

3日券62ドル(6,398円)

7日券72ドル(7,430円)

(2020年現在)です。外国人価格なので高いとは思いますが、アンコール・ワット、アンコール・トムなどの有名遺跡他20以上の遺跡群へ入場できます。オプショナルツアーと思って(7日間遺跡見学+バス往復代)×2人での費用は考慮しておいた方が後悔がないように思えます。尚、プノンペン↔シェムリアップ間のバスは国境越えと同じくメコン・エクスプレスの料金で計算します。

バス代24ドル+入場72ドル=96ドル

96ドル×2人=192ドル(19,814円)となります。

他に必要な費用として、日本・東京‐ベトナム・ホーチミンへの航空運賃LCC費用43,310円(2020年12月調べ、相場は3万から8万円)、ホーチミン↔プノンペン往復バス代28ドル(2,890円)、ベトナム↔カンボジア国境を越える時のビザの取得費用は自主取得で30ドル(3,105円)、バス会社に頼むと35ドル(3,623円)があります。日本でのベトナム観光ビザ取得費はおよそ110ドル(11,352円)です。

それでは積算します。ここまでのベトナムでの生活費×6、カンボジアでの生活費×1、その他の費用×2で計算します。

ホーチミン‐プノンペン7か月周遊生活(二人)合計809,776円(115,682円/月)世界的に有名なアンコール遺跡のオプションをつけても829,590円(118,512円/月)です。

2020年度の国民年金受給額は満額で月額一人当たり65,141円です。二人にすると月額130,282円。多少手取りが減ると考えても、海外周遊生活の費用はおよそ年金だけで賄えそうです。それにこの金額での生活を日本国内でするとなるとかなりの節約生活を強いられそうです。

考えてみよう、海外周遊生活!(^^)

次回、

台湾メシ-魯肉飯食べてみた

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