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Round trip12
年間費用を見てみましょう。
- メトロマニラ1,399,680円
- セブ島1,010,880円
- ダバオ666,144円
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これに渡航費、ビザ更新費用を足します。尚、フィリピンの場合はリタイアメントビザSRRVが1万米ドルから2万米ドルという一般人でも手の届きそうな預け金で発行されます。更新手数料は360米ドル/年ですので、360米ドルとLCC往復運賃の平均である3万円、そして現地での往復移動代として1万円程度、計78,682円を足して計算してみました。(2020年7月1日22時程度のレート1米ドル=107.45円で計算します。
- メトロマニラ1,478,362円
- セブ島1,089,562円
- ダバオ744,826円
日本の国民年金(老齢基礎年金)満額781,692円と比べると
- メトロマニラ-696,670円
- セブ島-307,870円
- ダバオ36,866円
所得税は考えないものとしてみるとメトロマニラで70万円、セブ島30万円余計に必要、ダバオでとんとんということになりますね。カンボジアに比べるとやや割高感がありますが、LCC直行便があること、リタイアメントビザがリーズナブルであることを併せて考えると日本からはとても移住しやすい国と言えるでしょう。
実は台湾、タイ、カンボジア、フィリピンに住んでいる日本人の生活費を調べてみて、フィリピンが一番苦労しました。生活費を公開している人はとても多いのですが、毎晩お酒を飲みに行っても4万円で収まるとか、私からするといらない情報が多いのですね。毎晩飲み歩けば、夕食を食べないことも多いでしょう。そうすると平均的な食費を求めるのが難しくなりますね。女の子と毎晩のように遊んでも…などの記述も多くて、生活費を推定し辛かったり、他にも詳細に記述しているのに、住まいについて抜けていたり、通信費が記述漏れしていたりする人も多く見受けましたね。俯瞰してみれば、他国に比べて生活に多様性があるというのが感想です。ですので、上記の生活費についても通常でみられるような都会>田舎という図式に当てはまらない点があります。例えば、交際費が最も安く済んでいるのが一番都会であるマニラだったりする点ですね。日本同様に、都会になると人間関係が希薄になり交際費が少なくて済むのかもしれませんね。
尚、マニラのあるルソン島の都心から離れた片田舎にて、夫婦二人4万円程度で充分に満足して暮らしているとのブログもあったことをお知らせしております。この金額で暮らせるのであれば、年間費用48万円の二人分のビザ年会費、渡航費用を足して637,364円。一人分の国民年金(老齢基礎年金)満額781,692円でもおつりがくる計算です。
やはり普段の生活をいかにダウンサイズできるかが海外移住を割安にする胆であるようですね。
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次回は、台湾の台南市3か月、フィリピンのマニラ1か月、台南市3か月合計7か月周遊生活にどのくらい費用が必要か調査します。
生活費(フィリピン)2
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